どうも、かめちゃんです。



実はつい先日まで風邪をひいてまして、けっこうまじにダウンしてました笑



風邪の症状自体はそんなにひどくなかったのですが、先週半ばあたりから頭痛がしはじめ、思わずバファリンに頼ってしまいました。。。



葛根湯も飲んだのですが、これが全くと言っていいほど効かず、無駄に消費することとなりました。トホホ



そのせいで先週の授業は全部スキップしました。


今週から気持ちを切り替えます。







で、肝心の本題なんですが、



本当は旅行中編なのですが、



その前にこれは書いておくべきだろうと思います。




日本でもけっこうニュースになってるみたいなので知ってる人も多いと思いますが、





先週末にコペンハーゲンで銃撃事件が起こりました。





14日土曜日と15日日曜日に一回ずつ銃撃があったんですけど、



土曜日はØsterbroという地区にあるとあるカフェで


日曜日は市内のSynagogue(シナゴーグ:ユダヤ人礼拝所)で




実は、


僕はØsterbro地区にある寮に住んでまして、

この事件があったカフェに比較的近いです。

IMG_2502
ピンがついているところが僕の寮でスタート地点が襲撃のあったカフェです。


ちょうど1kmですね。近いですね。


なんどもこの近くを通ってるので、すぐ近くであった感があります。




事件当日はこのカフェで、表現の自由等に関する討論会が開かれており、この討論会を狙った犯行だったようです。

この討論会には、Lars Vilksというスウェーデン人の画家が参加していましたが、彼は8年前にイスラム教のムハンマドの風刺画を書いたことでイスラム過激派からマークされていたみたいで、何度かこういった脅威に直面したことがあるとか。。



事件後にマスコミに今回の事件でも狙いは自分だろうと語ったそうです。


また討論会にはフランスの駐デンマーク大使も参加していましたが、2人とも被害には合ってないそうです。



このカフェでの銃撃で1人が死亡、3人が負傷しました。




日曜に発砲事件があったユダヤ人礼拝所も街の中心部で、すぐ近くに大学があり、歩行者天国もすぐ近くなので、ここももう何度も通った場所です。


日曜日の銃撃で民間人1人が頭部を撃たれて死亡、警官が2人手足を撃たれて負傷





犯人は22歳の青年で、両親はパレスチナからの移民ですが、彼自身はデンマーク生まれだそうです。

学生のころからパレスチナの問題等に興味があったらしく、そのことについてよく語っていたとか、
ユダヤ人は嫌いだと言っていたとどこかの報道でありました。



なんと彼は前に傷害事件を起こしており、しかも2週間前に出所したばかりだったとか。

ギャングのメンバーだったという情報もあり、デンマーク当局は彼のことを要注意人物としてマークしてたようです。



彼は日曜の犯行のあと警官に射殺されています。



単独犯であったことや、犯行の手口から、テロ組織との関わり等はないと判断されていますが、デンマーク政府は今回の事件をテロ行為と判断し、テロに屈しないという表明をしています。



また、今回の事件の犯人は先月に起こったフランスでのテロに影響されて犯行に及んだと考えられ、フランス政府もデンマークに同調し、テロに屈しない態度をとるとともに、表現の自由を守っていく意思を表しています。






犯人が射殺されたことによりこの一件はひとまず解決しましたが、これに感化されて新たに事件が起こる可能性もなくはないですよね。。





もちろん表現の自由は認められるべきものですけど、他を侮辱するような表現をするとそれに反発する者が出てくるのはわかりきったことで、

表現の自由を掲げることで差別的、侮辱的、または批判的な表現が認められるとまた新たに争いが起こるだけなんじゃないでしょうか。



まあこのことに関して僕は無知なので単なる思いつきの意見にすぎませんが、、








実は事件ではないですけど、これまでにも



10月21日にコペンハーゲン市庁舎に爆弾を仕掛けたとのテロ予告
(周辺を封鎖して捜索したが爆弾は見つからず)



1月19日には市内で反イスラムを掲げる集団の集会、デモが行われ、それに反抗して今度は極左団体が抗議集会、デモを決行



2月13日にはシー・シェパードの反捕鯨デモ





と、ちょくちょく物騒なことが起きてました。





これは日本人に限ったことではありませんが、いまは安心して過ごせる場所はそうそうなさそうです。




ただ特に日本人は、この前の日本人拘束事件が起きてからISILから敵対意識を明確に表されているので、

今後無差別テロに巻き込まれるとかいうだけでなく、日本人が優先的に狙われる可能性も十分にあり得るということがただただ恐ろしいです。



自分が住んでいる街で実際にテロが起こったということで、家族だけでなくいろんな人が心配してくれました。


今後も何があるかわからないので、本当に気を付けようと思います。



海外にいても、日本にいても、みなさんお気を付けてください。


日本人は今や彼らにとっては敵なのかもしれません。